2月から始まったSECRET BASE、自分は準レギュラーとして参戦してきましたが、先日の新木場大会は自分にとって特に意味のある興行でした。
第0試合に登場したスカイデJr.。
スカイデ自体がメヒコのレスラーで、しかもジュニアという事で、何者なのか分からないというお客さんがほとんどだったと思います。
でも自分には分かりました。
一緒に神戸で練習して、一緒にメヒコに行って、お互いデビューして、日本で試合が出来るようになったけど二人ともプロレスを離れる事になってしまって…。
ですが、あの時、あの場所で、あの頃の『ルチャリブレクラシカ』を一瞬でも復活させられたのではないかと思います。
そして第3試合、黒シャチ欠場により組まれた小川内潤の復帰戦。
潤はEl Doradoの頃からリングアナとして興行を支えてもらっていましたが、誰よりもEl Doradoの事を考えていた人間の一人でした。
今回の選手としての復帰については、一度正式に引退した潤にとって、不安や怖れも少なからずあったのではないでしょうか。
しかし、見事にビルドアップされた身体や、実際手を合わせてみての技のキレから、並々ならぬ決意を感じる事が出来ました。
スカイデJr.としての再デビュー戦、小川内潤の復帰戦を、同じくリングを離れていた事のある自分が反対側のコーナーに立てた事、あの場では言えなかったけど、ありがとう、お帰りなさい。
最後に、その場を用意してくれた清水さんをはじめ、SECRET BASE参加選手、スタッフ、会場に足を運んで頂いたお客さん達、そして試合が無いのに観に来てくれた仲間達、ありがとうございました!
大柳